便秘の原因となる食事
便秘とは、腸内の物が上手く消化されずに排出されない状態ですので、食生活に大きく関わりのある症状です。
便秘の原因には、ストレスとか水分不足とかの理由がいくつかありますが、最も多い理由が『偏った食生活』です。
良く便秘になる人は、便秘になりやすい食事ばっかりしている人がほとんどです。
“便秘になりやすい食事”とは、炭水化物とタンパク質のみの食事とかの事です。
つまり、「ごはんと肉だけ」「パンと魚だけ」といったメニューばかりの食事を日常的に食べている人は、とても便秘になりやすいのです。
便秘を改善させる食材
食べ物に含まれる栄養成分で、腸内で消化を助ける働きを持つものは食物繊維です。
炭水化物やタンパク質だけではなく、食物繊維が多く含まれている食材も同時に摂取するようにしないとダメです。
食物繊維が多く含まれている食材は、コンニャクやきのこ等です。
特にきのこ類には食物繊維が豊富に含まれているので、便秘がちの人は積極的に摂取するようにすれば良いと思います。
他には、昆布やヒジキ等の海藻類もおすすめです。
昆布には、アルギン酸という“溶けない食物繊維”が多く含まれているうえ、血圧を下げる効果も持っているので特におすすめです。
バナナやサツマイモにも食物繊維は含まれています。
これらは味も甘いので、オヤツ代わりに食べると気分も紛れるので良いです。
食事療法で便秘を治す!
便秘になってしまう理由の主な原因は毎日の食事ですので、この食事を見直すことから便秘治療は始まります。
自分が日頃摂取している食事がどのような成分を含んでいるのかをきちんと調べて、何の栄養成分が不足しているのかを見極めましょう。
便秘になってしまう食生活には、必ず食物繊維が不足しています。
いつもの食卓に、食物繊維が多く含まれている食事を1品足すなどして積極的に摂取するようにすれば、便秘は必ず改善されます。